ある日、旦那さんが働けなくなることを考えたことがありますか?

私の夫は元公務員でしたので、当時同じ公務員宿舎に住む奥さん達は、転勤族ということもあり専業主婦率が9割を超えていました。

その中で、私は子供が3歳と1才の時に子供を家で育てながら夜中のみに仕事時間を限定して少しずつ仕事を始めました。

当時は無理をして働かなくても、生活はできていましたが(今はそういう訳にはいきませんが(笑))、なぜそのタイミングで仕事を始めたのかという話をしたいと思います。(理由はいくつかあるのですが、そのうちの1つです)

「30代、40代の働き盛り。ある日、旦那さんが身体もしくは心の病気になる、失業する、人間関係に疲れて仕事を辞めたがる。」

今どき決して珍しいことではありませんが、心のどこかで我が家は(私の夫は)きっと大丈夫と思っている方がほとんどではないでしょうか?

私もそうでした。父はサラリーマン、母は専業主婦の5人家族、ごくごく普通の家庭でした。そんないたって普通の家庭に突然思いもないことが起こることは以外とよくあります。

私の父は40才の時に、それまで積み重なったストレスからでしょうか心の病気で1年ほど働けなくなった期間があります。母は当時専業主婦で、子供は3人、まだ小学生でした。誰かが働かないと家計はまわりませんが、父は残念ながら働ける状態ではありませんでした。

さすがに大黒柱の父が働けなくなって入院するということで若干バタバタはしましたが(父は1年後から少しずつ復帰しましたが、仕事量はかなりセーブしていたと思います)、その後私達は意外にもさほど生活に困ることはなく、子供達3人とも大学まで進学させてもらいました。

実は、母は当時専業主婦でしたが、看護師の資格がありました(結婚前まではバリバリのキャリア志向でした)。専業主婦として10数年のブランクはありましたが、父が働けなくなったと分かったとたん、泣きうろたえることも、父を責めることも、過度に慰めることもなく、ささっと仕事に戻りました。(子供の私にはそう見えました)

そして何もなかったかのように、働きながら家事、育児を両立し、父も母が働いてくれて収入があったことで必要以上に自分を責めることなく1年後にペースを落として少しずつ仕事に復帰しました。

私の記憶の中に、そういえば父が働けないときがあったな・・・という記憶は少しありますが、その当時特に苦労したとか、家庭がギスギスしたという記憶はありません。ただ、あの時母が看護師の資格もなく、パートでしか働くという手段がなかったとしたら、きっと我が家は全く違う形になっていただろうなという思いがずっとありました・・・。

結婚後、「夫も、もしかしたら・・・」という思いは心のどこかにあり、少しずつでもよいので自分のできる範囲で夫に何かあったときには自分が今度は家計を支えることができるように準備だけはしておこうと思って、少し早いかなとは思いながら仕事を少しずつ始めて4年になります。

夫は数年前に異業種に転職し、本当に頑張ってくれています。きっと私が思う以上に年を取ってからの転職というのは大きなチャレンジであり、きっと「転職しなければ良かった」と後悔したことも1度や2度ではないと思います(口には出しませんが)。

お金を稼ぐということは決して簡単なことではありません。でも、大切な人に何かがあったときに、自分の大切な人を守れるためにお金を稼ぐ自分なりの方法を少しずつでも日頃から考えておくというのは本当に大切だと思っています。

 

 

 

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